コレクション 茶道具 掛軸『而妙斎「瑞雲」「富士の図」(フシノ画大扇子)共箱』表千家14代家元千宗左 宗旦 京松月堂製の印 木版画 横物工芸軸 千家十職

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サイズは、60×128㎝、57.3×36㎝です。共箱「フジの画大扇子 而妙斎」です。表装部に汚れ、共箱に傷みがございます。画像でご確認ください。(画像8・10) 書画本体には目立つ傷みは見当たりません。詳細は画像でご確認ください。 箱には、「京松月堂製」「而妙斎」などとあります。木版画の作品だと思われます。 ≪参考≫ 而妙斎(じみょうさい)昭和13年(1938)生まれ。 表千家14代家元。 13代即中斎の長男で、昭和42年に大徳寺の方谷浩明老師より「而妙斎」の号を与えられて宗員となる昭和54年に即中斎が逝去し、翌55年2月28日に14代宗左を襲名した。平成2年(1990)には利休400年忌を迎え、法要をいとなみ茶事を催している。平成30年2月28日、代を譲り、隠居名の宗旦を名乗る。 表千家14代家元。 13代即中斎の長男として生まれる。 中央大学文学部卒業。 昭和五十四年(1979)、に父であり表千家十三代である『[父]表千家十三代/即中斎無盡宗左(1901-1979)』が逝去。 翌五十五年(1980)二月二十八日、四十二歳という歴代の中では大変遅い時期に表千家【宗左】を襲名し、【表千家十四代家元】を継承。 平成三十年(2018)、「千利休居士」の命日である二月二十八日に隠居。 同日、【表千家】の家督を長男の『[長男]猶有斎宗員(1970-)』に譲り、自身は古儀にならい『千宗旦』を名乗ることを発表。 1990年に而妙斎が亭主として開催した利休400年忌のお茶会は表千家、裏千家、武者小路千家が合同で行われ、 京都国立博物館でも連動した展示が開催されるなど、お茶会の新しい形を提案するものだった。 而妙斎の作る、扇の形を模した立礼卓はその美しさゆえに評価が高く、而妙斎の立礼卓を目指すものも多い。 モチーフとしては松やミル貝を好み、鮮やかな蒔絵を残している。

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